劇団キャットミント第18回公演「再会」

あらすじ

〜前編〜
20歳の医大生、青葉永理は、親の都合で12年前に離ればなれになった弟の身の上を案じていた。
「あんな母親と暮らして、久遠は幸せに生きているのだろうか・・・」
夏の夕暮れ、母が亡くなったと久遠から知らせが入る。永理は実母の死よりも12年ぶりに聞く弟の声に哀しみを覚えた。
「医者になれって父さんに言われたんだろ、兄ちゃんは可哀想だな・・・」
僕たちの絆は、まだ、取り戻せるはずだ・・・。

〜後編〜
28歳の藍は10歳年下の彼氏と同棲をはじめるが、本当にその彼が好きなのかわからなくなっていた。
それは高校生の時に付き合っていた彼氏が、今も忘れられないからだ。
長年くすぶり続けた思いを晴らすため、藍は同級生の友達ふたりを呼び出す。
「ねえ、あの時、紫織と桃子は久遠と何があったの？　」
さて、誰の記憶が真実ですか・・・。